夜が明けていく

今日という日の始まりに立ち会う時

開けた扉の向こうへ
歩き始めようか

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　日常で太陰暦を意識することは、今ではほとんどありませんが、春に始まりを感じるのは、私だけではないでしょう。学校をはじめ、いろいろなものが４月から始まることになっているのは、春夏秋冬、春が始まりの季節だからに違いありません。
　群青色から薄紅色にグラデーションを描く春の夜明けは、薄靄と遠い鳥の声を伴って、闇が後退し、光がだんだんと入り込んできて、そっと私の手を引くように、ゆるやかに背中を押すように、始まりの始まりへといざなう、道案内のようにも思えるのです。
　冬の間に十分準備はしたはずです。臆することはないのです。目の前の扉を開けて、次のステージへ向かいます。

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「となりにちょっと暮らしてみる」

ゴーシュRIN（宿ときどき珈琲店）
http://www13.plala.or.jp/gauche/

はなれで暮らすように滞在する、
そんな時間を過ごしていただけるような場所を
作りたいと思っています。